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コメントの記述(REM)
バッチファイルの中にどのような処理を行っているのかを説明するコメントを記述することができます。remコマンドを使います。
rem コメント
remコマンドの後から行末までに書かれた内容は何も実行されません。その為、メモとして残しておきたい内容などをremコマンドを使って記述しておくことができます。
例えば次のようにバッチファイル内に記述します。
rem 作成日2009年7月 cd c:¥cdtest rem cdコマンドを実行 cd
なおremコマンドも他のコマンドと同じようにエコー機能がONとなっていると画面に表示が行われます。コメントを画面に表示させないためには「@」を付けて「@rem コメント」のように記述するか「echo off」を実行した後で記述して下さい。
では実際に試してみます。次のようなバッチファイルを作成します。
rem 作成日2009年7月 @echo off cd c:¥cdtest rem cdコマンドを実行 cd
バッチファイルを実行すると次のようになります。
「echo off」を実行する前に記述されたコメントは画面に出力されていますが、「echo off」が実行された後のコメントは画面に出力されていません。またいずれであってもremコマンドの後に記述された内容は何も実行は行われません。
( Written by Tatsuo Ikura )