別ウィンドウでコマンドを実行(START)

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コマンドプロンプト上でコマンドやバッチファイル、または実行可能なプログラムを実行することができますが、startコマンドを使用すると別ウィンドウを開き別ウィンドウ上で実行が行われます。

start コマンド
start プログラム

実行される対象によって動作は異なります。一つ一つ確認していきます。

まずはコマンドを実行した場合です。この場合、新しいコマンドプロンプトのウィンドウが立ち上がりコマンドが実行されます。この時、カレントディレクトリはstartコマンドを実行したウィンドウのものと同じになります。

別ウィンドウでコマンドを実行(START)

実行可能なプログラムを実行した場合は新しいコマンドウィンドウは起動せずにプログラムが実行されます。

別ウィンドウでコマンドを実行(START)

ファイルが指定された場合は新しいコマンドウィンドウは起動せずにファイルに関連付けられたアプリケーションが起動します。

別ウィンドウでコマンドを実行(START)

URLを指定すると新しいコマンドウィンドウは起動せずにブラウザが起動し指定したURLのサイトを表示します。

別ウィンドウでコマンドを実行(START)

ファイルではなくパスを指定すると新しいコマンドウィンドウは起動せずにエクスプローラが起動し指定したパスを表示します。

別ウィンドウでコマンドを実行(START)

起動するアプリケーションの状態を指定

startコマンドで「/min」オプションを指定すると起動するコマンドプロンプトウィンドウやアプリケーションのウィンドウが最小化の状態で起動します。また「/max」オプションを指定すると最大表示の状態で表示します。

start /min dir
start /max notepad

( Written by Tatsuo Ikura )