拡張子に対する関連付け(ASSOC, FTYPE)

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エクスプローラー上でファイルをダブルクリックした場合や、コマンドプロンプト上でファイル名だけを入力してEnterを押した場合、ファイルの拡張子に対してプログラムが関連付けされているとプログラムが自動で起動します。

どのようにプログラムが実行されるのかはファイルタイプと呼ばれるものに定義されています。拡張子にどのようなファイルタイプが設定されているのかを確認するにはassocコマンドを使用します。

assoc
assoc .拡張子

単に「assoc」と入力した場合には、現在設定されている一覧が表示されます。そして特定の拡張子に割り当てられているファイルタイプを調べるには「assoc .拡張子」で確認できます。

実際にいくつかの拡張子について確認してみます。

拡張子に対する関連付け(ASSOC, FTYPE)

拡張子「.ini」に対しては「inifile」、拡張子「.html」に対しては「htmlfile」というファイルタイプが割り当てられていることが確認できました。

次に各ファイルタイプがどのようなプログラムを実行すると定義されているのかを確認します。ftypeコマンドを使用します。

ftype
ftype ファイルタイプ

単に「ftype」と入力した場合には、現在設定されている一覧が表示されます。そして特定のファイルタイプで設定されているプログラムをを調べるには「ftype ファイルタイプ」で確認できます。

では「inifile」に対して登録されている内容を確認します。

拡張子に対する関連付け(ASSOC, FTYPE)

この結果、「.ini」拡張子のファイルに対しては「notepad」が起動することが確認できます。

拡張子に対するファイルタイプの登録や、既存のファイルタイプの削除などが可能なはずですが、私の環境ではうまく動作しませんでした。また確認が取れ次第このページは更新します。

( Written by Tatsuo Ikura )