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文字コードの設定(CHCP)
コマンドプロンプトではバッチファイルの実行やファイルの操作などの他に様々なアプリケーションの入力や出力などにも使われます。その時に表示される文字コードを変更することが可能です。
文字コードを変更するにはchcpコマンドを使用します。
chcp コードページ番号
指定する値はコードページ番号と呼ばれるもので正確には文字コードとは異なります。指定可能なコードページ番号はマイクロソフトのホームページにて参照が可能です。
数多くの文字コードが定義されていますが、比較的よく利用されるものは次の通りです。
437 IBM437 OEM United States 932 shift_jis ANSI/OEM Japanese; Japanese (Shift-JIS) 1200 utf-16 Unicode UTF-16, little endian byte order (BMP of ISO 10646); available only to managed applications 20127 us-ascii US-ASCII (7-bit) 20932 EUC-JP Japanese (JIS 0208-1990 and 0121-1990) 50220 iso-2022-jp ISO 2022 Japanese with no halfwidth Katakana; Japanese (JIS) 50222 iso-2022-jp ISO 2022 Japanese JIS X 0201-1989; Japanese (JIS-Allow 1 byte Kana - SO/SI) 51932 euc-jp EUC Japanese 65001 utf-8 Unicode (UTF-8)
文字コードをUTF-8へ変更する場合は次のように入力します。
chcp 65001
コードページ番号を指定せずにchcpコマンドを実行すると現在設定されているコードページ番号を表示します。
chcp
なお、デフォルトのコードページ番号は「932」です。
またWindowsではバッチファイルとして「jp.bat」及び「us.bat」が用意されています。「jp.bat」を実行すると「chcp 932」が実行され、「us.bat」を実行すると「chcp 437」が実行されます。
サンプル
では実際に試してみます。デフォルトのコードページ番号は次の通りです。
「chcp 65001」を入力して文字コードをUTF-8へ変更します。
※この時、なぜかウィンドウのサイズも変更されます。
「chcp 932」を入力して文字コードをデフォルトのShift_JISへ戻します。
( Written by Tatsuo Ikura )