カスタムOSのインストール(CentOS 7のインストール)

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さくらのVPSサービスでは標準でCentOS 6 x86_64(2015年11月時点)がOSとしてインストールされていますが、後からCentOS 7 x86_64などのCentOSの別のバージョンやUbuntuやDebianなどの別のOSをインストールすることもできます。ここでは別のOSをインストールする手順について解説します。

1.CentOS 7 x86_64のインストール
2.サーバの起動
3.サーバで使われているOSの確認

カスタムOSのインストール方法は公式サイトの「カスタムOSインストールガイド」でOS毎に解説されています。下記でもここに記載されている方法に沿ってインストールを実行しています。

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カスタムOSをインストールするにはまずVPSコンソールパネルにログインして下さい。(サーバのIPアドレスとパスワードでログインした場合です。さくらの会員IDとパスワードでログインし、インストールするサーバを選択されても同じです)。

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「OSインストール」と書かれた個所をクリックして下さい。

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表示されたメニューの中から「カスタムOSインストール」メニューをクリックして下さい。

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カスタムOSインストールの画面が表示されます。「インストールするOSを選んで下さい」と書かれた個所をクリックして下さい。

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インストール可能なOSの一覧が表示されます。今回は「CentOS 7 x86_64」を選択しました。

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「設定内容を確認する」ボタンをクリックして下さい。

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最終確認画面です。インストールして宜しければ「インストールを実行する」ボタンをクリックして下さい。

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画面下部に次のような表示がされます。今回は「VNSコンソール(HTML5版)を起動」をクリックしました。

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コンソールが起動します。次のように表示されますので「Install CentOS 7」を選択してからEnterキーを押して下さい。インストールが開始されます。

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しばらく待っているとインストールが完了し次のような画面が表示されます。

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続いてストレージの設定の設定を行います。「INSTALLATION DESTINATIONを押して下さい。

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ディスクにチェックが入っていることを確認して、画面左上の「DONE」を押して下さい。

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元々入っているOSのパーティションを削除し、新しいOS用にパーティションを設定します。今回は標準のOSで使用されていたパーティションをそのまま使いデータだけを削除します。「Reclaim space」を押して下さい。

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「Delete All」を押して下さい。

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「Reclaim space」を押して下さい。

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元の画面に戻りますので右下にある「Begin Installation」を押して下さい。

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インストールが開始されます。

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次のような画面が表示されたら「ROOT PASSWORD」を押して下さい。

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rootユーザーのパスワードを設定します。二か所に同じパスワードを入力し、画面左上の「DONE」を押して下さい。

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画面右下の「Finish configuration」を押して下さい。

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最終的にコンソールが次のように表示されれば完了です。コンソールウィンドウを閉じて下さい。

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VPSコントロールパネルに戻るとサーバが「停止中」となっています。「起動」と書かれた個所をクリックして下さい。

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確認ダイアログが表示されます。「起動する」ボタンをクリックして下さい。

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「稼働中」と表示されればサーバの起動も完了です。

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サーバのOSを簡単に確認してみます。VPSコントロールパネルで「コンソール」と書かれた個所をクリックして下さい。

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表示されたメニューの中から「VNCコンソール(HTML5版)」メニューをクリックして下さい。

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コンソールが起動します。すると画面上には「CentOS 7」と表示されていることが確認できます。

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rootユーザーでログイン後、「cat /etc/redhat-release」と実行すると「CentOS Linux release 7.1.1503」と表示されることが確認できます。

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サーバのOSがCentOS 7に変わっていることが確認できました。

( Written by Tatsuo Ikura )