公開用コンテンツの配置

広告

ApacheのようなWebサーバを使用することで、自分で作成したコンテンツをインターネットに対して公開することができます。そこでここでは外部に公開するコンテンツをどこに設置するのかについて解説します。

1.ドキュメントルート
2.独自コンテンツの配置

設定ファイルの確認と修正」で記載した通り、外部に公開するコンテンツはhttp.confファイルのDocumentRootで指定したディレクトリ(ドキュメントルートと呼ばれる場所)に配置していきます。私の場合ですと「c:/xampp/htdocs」となります。

p3-1

このディレクトリには「index.html」ファイルと「index.php」ファイルが含まれています。http.confファイルのデフォルトの設定ではファイル名が省略された場合「index.php」の方を「index.html」より優先的に検索しますので、クライアントから「http://localhost/」へアクセスすると「http://localhost/index.php」が表示されました。

ファイル名を省略せずに「http://localhost/xampp/index.html」へアクセスすることで「index.html」ファイルををブラウザで表示することができます。

では現在ドキュメントルート直下に設置されている「index.html」ファイルをバックアップを取っておきます。

p3-2

「index.html」をテキストエディタで開きます。

p3-3

「index.html」ファイルの中身は次のようにしました。

<!DOCTYPE html PUBLIC "-//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN"
 "http://www.w3.org/TR/xhtml1/DTD/xhtml1-transitional.dtd">
<html xmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:lang="ja" lang="ja">
<head>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html;charset=UTF-8" />
<title>サンプルページ</title>
<meta http-equiv="Content-Style-Type" content="text/css" />
</head>
<body>

<h1>Apacheサンプル</h1>

<p>
XAMPPによってインストールされたApacheの動作確認です。
</p>

</body>
</html>

ではブラウザから「http://localhost/index.html」へアクセスします。(Apacheが起動していない場合は先に起動させておいて下さい)。すると次のように表示されます。

p3-4

このようにHTMLファイルなどのコンテンツを作成しドキュメントルート以下に配置することで外部に公開することが可能です。

( Written by Tatsuo Ikura )