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文字色と背景色の設定(COLOR)
コマンドプロンプトで表示される文字と背景の色はプロパティで設定することが可能ですが、コマンドを使っても設定することができます。(プロパティの変更は「プロパティの変更」を参照して下さい)。
文字色と背景色を設定するにはcolorコマンドを使用します。
color 属性
色の指定は0からfまでの16進数で指定します。そして背景の色と文字の色をそれぞれ選択し、属性として2つの値を続けて記述します。例えば背景の色が「8」で文字の色が「c」だった場合には次のように記述します。
color 8c
指定できる値と色の関係は次の通りです。
色 | 値 | 名前 | 色 | 値 | 名前 |
---|---|---|---|---|---|
0 | 黒 | 8 | 灰色 | ||
1 | 青 | 9 | 明るい青 | ||
2 | 緑 | a | 明るい緑 | ||
3 | 水色 | b | 明るい水色 | ||
4 | 赤 | c | 明るい赤 | ||
5 | 紫 | d | 明るい紫 | ||
6 | 黄色 | e | 明るい黄色 | ||
7 | 白 | f | 輝く白 |
属性を指定せずに実行するとデフォルトの文字色と背景色に設定されます。
color
なお、背景色と文字色に同じ色を設定しようとするとエラーとなり色は変更されません。
サンプル
では実際に試してみます。デフォルトでは次のようになっています。
背景色を「2」に文字色を「a」に設定してみます。
引数無しでcolorコマンドを入力するとデフォルトの色に戻ります。
背景色と文字色に同じ色を設定しようとしても色は変更されません。
( Written by Tatsuo Ikura )